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停止

2005/2/9

時々そういう風になることがある。
流された木の葉が岩間にくるくるといつまでもそうしているように、いつの間にか、そこにいる。
周りの人は何も変わらない。いつも通り動き、いつも通り話している。
だから変わったのはきっとわたしだ。ふっと、わたしの色がなくなる。
人と関わる気もなくなり、それまで力を注いできた、楽しいはずの事すらする気にならず、何もかもが無味乾燥。味がない。
孤独を求めるのとも違う。 孤独であるとか、仲間に囲まれているだとか、それすら気にならず。
何かをしても、すぐに飽きてしまうのが見えている。砂を食むように。
わたしを置いていってかまわない。行った先で、何かみんなで楽しいことをするといい。

うんざりだ。
今からたとえ、何もかもが壊れたって、かまわないと思う。
何も要らないし、何もしたくない。